文章研究(名文を読む)

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
274751   日本文化創造学科 前期 2・3・4 2 藤原 星香

授業の主題(テーマ)
既存の作品を通して創作の基礎を学び、作家としての感性を磨き表現力を身につけましょう

授業の目標(講義概要)
文章を読み、それを吸収することは、創作への第一歩です。読者としてではなく、作品を作家的視点から読みすすめて、創作者としての基礎的感覚と文章表現における技巧を身につけましょう。文筆家として活動するには、第一に正確な日本語表現能力が必要です。創作意図や文体を学び取ることは、各自の創作活動において、とても役に立ちます。文章表現を楽しみ、創作を楽しみましょう。
商業作家としての活動を通して感じたこと、考えたこと等もお話していきます。自分なりに何かを掴んでいってください。

授業計画
時間ごとにテーマを変え、芥川龍之介、夏目漱石ら日本の作家の作品や、外国文学の翻訳作品、童話、戯曲、エッセイなど、多岐にわたる著作物を音読し、鑑賞します。語句や表現の充実を目指し、学生が正確な日本語を使って創作していけるように指導します。
<講義内容予定>
・基礎的日本語の充実(小テスト 宿題の答え合わせ)
  漢字の書き取り・慣用句・四字熟語・類語・ことわざ・同音異義語・文章誤字脱字チェック
・テーマ作品鑑賞
  朗読・鑑賞
・テーマ作品考察
  創作意図、文体研究
・応用実技
  テーマ作品を真似て創作練習
☆毎時間の、小テストの出来が悪かったり、応用実技の作文が上手く書けなくても、評価には影響しませんので、こわがらないでください。
 自分は何が不得意か、何をどう書くのに向いているか、授業を通して探っていきましょう。

評価方法
出席状況と受講態度、筆記試験による総合評価。

テキスト
毎時間、プリントでテキストを配ります。

備考
時間ごとに準備したプリントをテキストとして使用します。
試験には直筆ノートのみ、持ち込み可。